KOKに参加して

福山 千熊    

写真 私のサッカーは、小学校の教員になって、子どもに指導するようになって初めてボールをけるようになりました。 だから、若いころから所謂サッカー部に所属したことは皆無でした。 ベースボール型に比べて運動量が多いな、というのが初めての感想でした。 当時の体育主任が、「今から、体育時間はサッカー型のスポーツが増えるよ。」と言われ、子どもと一緒にボールを蹴り始めました。 その後、KOKの一員となり、サッカーを楽しむようになりました。楽しむというのは、私は走り回ることで、満足していたように思います。 何故なら、日頃のストレス発散の意味が大きかったからです。
「二つのゴール」  そんな私ですが、シュートしたことも有ります。 一つは、徳島大会の時、2日間の試合の中で唯一私だけが得点をしたことがありました(熊本から2チーム参加)。 いつものごとく、バックを守っていましたが、ハーフライン近くにいたとき、転がってきたボールを思いっきり蹴りましたら、 高々と上がってキーパーの後ろに飛んで行きゴールしました。
もう一つは滋賀県の佐川急便のグランドで、浜松怪童との試合でした。京都駅に着き時間がありましたので、 観光のつもりで、駅前の通りをまっすぐ歩いていきますと、東本願寺がありました。ここで、お参りをして行こうと中に入りました。 とにかく「今日はいいプレーが出来ますように」とお祈りしたと思います。 その後、滋賀県の佐川急便のグランドについて、皆と合流しました。対戦相手は「浜松怪童」さんでした。 清川さんからパスを受けて左足で右角を狙って蹴りました。太ったキーパーの人でしたが、左手をしっかり伸ばしてボールを追って行かれましたが、 ついに間に合わず、ゴールと言うものでした。お参りした御利益があったなと思いました。これ二つが私がKOKに入ってからのゴールです。

大人のクラブ活動

増永 正幸    

写真 ひとりでは、寂しすぎる。
なかまがいるから、前へ進める。
楽しきかな、「大人のクラブ活動」

めざわり

堀口 武二    

写真 辞書を繰ってみると目障りと書き、ものを見るのに邪魔になること、またはそのものとある。この目障りになったであろうことについて書いてみる。
時は平成19年11月12日午後1時。場所は茨城県ひたちなか市総合運動公園スポーツ広場Aグランド。 第20回全国健康福祉祭いばらぎ大会(ねんりんピック茨城2007)サッカー交流試合最終日。KOK対名古屋市が行われた。 名古屋は、強豪である。KOKは1分1敗でほとんど勝ち目は無いと思われていた。
当日、原口監督のメンバー発表でFWを言い渡された。それもセンターとのこと。いままでDFのみだったのがこんな大会で初めてのことである。 大いに戸惑った。さて、どうしたものか。キック力もない。足も速くない。ないないづくしである。開き直ることにした。「目障り」になることである。
勿論、相手DFの目障りである。試合が始まった。空いたスペースに走り込む。相手DFは執拗にマークしてくる。 その分だけ味方のパスのコースが広がる。相手ボールになったらマークを厳しくし、パスのコースを限定する。このようなことを心掛けた。 後半、鶴川氏の鋭いシュートが決まった。(試合後、名古屋の選手はセンターリングが崩れ入ったと言ってはいたが)終盤、 名古屋に押し込まれ1−1の引き分けに終わった。相手プレーヤの目障りになったことだと自負している。 Kグループの結果は、@栃木県2勝1分A名古屋1勝2分B熊本県2分1敗C奈良県1分2敗となりKOKは銅メダルに輝いた。
なお、「めざわり」は、ピッチの上だけにしているつもりである。

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