試合で活躍できる人と、そうでない人の差とは?

サッカーというのは複雑なもので、単純にボール扱いが上手ければ良いというものではありません。
現実には、ボール扱いの技術は同じくらいなのに、試合で活躍できるプレーヤーと、そうでないプレーヤーがいます。 両者の差は、一体何なのでしょうか?
それは、ボールのない所でのプレー(オフ・ザ・ボール)にあります。
試合で活躍するプレーヤーは、ボールを持っていない時にも、次のプレーを考え、ボールを有利な体勢で受けるための動き方をしています。 そうした下準備があるからこそ、試合でボールを持った時に「光るプレー」ができるのです。
「自分で考え、楽しんで、上達する」そんなヒントが満載のメールマガジン<3分で分かる!初心者のサッカー・フットサル上達法>から転載いたしました。
*今のトレーニングは2年後、3年後の自分のプレーを最高にするために!!
*できないプレーが増える中で、できるプレーを正確にできることでチームに貢献するために!!

< 目 次 > 〜 もっと上手くなるために 〜

No.194−DFラインを上げる理由を説明できますか?
No.192−これだからディフェンスは面白い!
No.190−どれだけ詰められるか!?
No.188−守備のとき、何を基準にプレーしていますか?
No.187−あなたにとって「良いパス」とは、どんなパスですか?
No.185−あなたにとってミスパスとは、どんなパスですか?
No.183−スルーパスを出すための3つのポイント
No.181−ポゼッションと状況判断(2)
No.180−ポゼッションと状況判断(1)
No.178−ボールを持つと慌てる人の根本的な原因とは?
No.176−スーパープレーは、どうやって生まれるのか?
No.174−実践!片足リフティング
No.173−ボディバランスを身に付けるリフティング
No.171−上達に必要な思考法とは?
No.xxx−あなたなりのプレーの優先順位を持っていますか?
No.169−メッシのようなプレーをするには、どれだけ練習すればいいのか?
No.167−試合で積極的なプレーをするための考え方
No.165−対戦相手をちゃんと見ていますか?
No.163−上達をスピードアップさせるコツ
No.161−足が速くないとドリブラーになれないのか?
No.160−1本の縦パスの効果を高める方法
No.158−サッカー・フットサルのスペース活用法(攻撃編)
No.156−環境の変化に対応できていますか?
No.154−状況判断力を高める3つの方法
No.152−パスカットを成功させる2つのコツ
No.151−自分を見つめ直す時間を持っていますか?
No.150−ドキドキ、ハラハラしながら試合を観ることの効果
No.149−「なぜ?」を考えていますか?
No.148−鎖国状態になるな!(2)
No.147−鎖国状態になるな!(1)
No.146−視野を広げる方法
No.145−1対1の練習を、より実戦的にする工夫
No.144−1対1の練習の効果とは?
No.143−強く、正確なキックを蹴るための「足首の固定」とは?
No.142−飽きない練習のための3つのポイント
No.141−新たな技術を身に付ける時の勘違い
No.140−攻めの姿勢を身に付ける3つの方法
No.139−ボールを持って慌てる人と、余裕のある人の違いとは?
No.138−ラウールのようなポジショニング能力を身に付けるには?
No.137−リフティングは、トラップの上達に役立つのか?
No.136−試合で有効なドリブルの使い方とは?
No.135−相手を背負うプレーのコツ
No.134−私が大学でレギュラーを取ることができた4つの秘訣
No.133−サッカー・フットサル以外の分野にも目を向ける
No.132−状況判断を高めるための4つのポイント(後編)
No.131−状況判断を高めるための4つのポイント(前編)
No.130−上達の可能性を閉ざす決めつけ
No.129−フリーでパスを受けるための3つのスキル
No.128−ドリブルを使う際、意識しなければならない事とは?(2)
No.127−ドリブルを使う際、意識しなければならない事とは?(1)
No.126−ドリブルを使う際、意識してはいけない事とは?
No.125−強いキックを蹴るための3つのポイント
No.124−目標達成の確率を高める方法
No.122−カカのようなドリブルをするには?
No.121−適切な目標設定のための4つのポイント
No.118−視野を広くする4つのスキル
No.116−ドリブル突破の成功率を上げるポイント
No.115−基礎戦術に潜んでいる危険性
No.114−プロのプレーヤーを参考にするための2つのポイント
No.113−身近なプレーヤーを参考にすることの3つのメリット
No.112−強いチームは、××が良い
No.111−セルフイメージを変える!
No.110−マニュアル人間になる!
No.109−DFが緊張する瞬間!!
No.108−一つの判断ミスにとらわれていませんか?
No.106−パスコースもない!スペースもない!さあ、どうする!

<試合で活躍できる人と、そうでない人の差は、才能の差?>
同じように練習しても、上達の早い人となかなか上達しない人がいます。両者の違いは、何なのでしょうか? 単純に「才能の違い」と考えてしまいそうですが、私はもう1つ要因があると考えます。 それは、「自分で考える習慣が付いているか、いないか」の違いです。
例えばミニゲームを行った場合、両者の練習への取り組み方には、以下のような違いがあります。 自分で考える習慣が付いていない人は、行き当たりバッタリで練習に臨みます。 一生懸命プレーしますが、それで終わってしまうため、「練習のための練習」にしかなりません。 これに対し、自分で考える習慣が付いている人は、明確な目的を持って練習に臨みます。
・試合で自分の役割を果たすには何をすればいいか?
・試合で自分の長所を活かすにはどうすればいいか?
・試合で自分の短所を消すにはどうすればいいか?
こういった課題をピッチ外(自宅など)で整理しておき、練習で実践するため、「試合のための練習」になります。 表面上には同じ様にミニゲームをしているように見えますが、その内容は全く違うのです。 どちらが試合で活躍できるかは、お分かりいただけると思います。両者の違いは、才能ではありません。 自分で考え、練習に向けてきちんと準備しているか、いないかの違いに過ぎないのです。

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